「東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~」
53■今日の言葉 リリー・フランキー
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『親孝行を、どんなにどれだけしても、
実際、親が亡くなったら、かならず後悔してしまうもの。
それなら、その後悔の量が多くならないように、
毎日、減らす努力をしていればいいんじゃないかな。
デカイ家を買ってあげようとか、大きく構えすぎず、
毎日の生活の中で、ちょっとした些細な事でも、
日々出来る事をしてあげることが大切だと思う。
「おはよう。」とか、「ありがとう」に、
普段より心を込めるとかさ。
ま、それがなかなか難しいんだけどね。』
(「最高の親孝行ってなんですか?」の質問に対して。)
⇒リリー・フランキー。
「ココリコミラクルタイプ(フジTV)」で初めて見かけて、
エロいおっさんというイメージしかなかったのだけど、
この本を読み始めて、また、「トップランナー(NHK)」を見て、
実は、愛にあふれたカッコイイおっさんだと言うことを知った。
家族って、空気みたいに「当たり前」な存在だから、
普段、あんまり気にかけないけど、
その 「当たり前」の存在が、「当たり前」で無くなる時が、
きっと、何より辛いことだと思う。
・酔っ払って、ご機嫌に騒いでいる父ちゃんの姿がない。
・毎晩、男らしい料理を作ってくれる母ちゃんの姿がない。
・人のベットの上で、勝手気ままに寝ている妹の姿がない。
・・・あんまり想像したくないですね。
「当たり前」が無くなる日は。
「当たり前」の事をおろそかにしがちな忙しい毎日。
どうして、人は「当たり前」に慣れてしまうんだろう。
ちょっと深呼吸して、ふと立ち止まって、
自分が、今ここで生きている事、生かされている事を、
改めて、たったひとつの家族に感謝したい。
ありがとう、父ちゃん。
ありがとう、母ちゃん。
ありがとう、妹。
そして、リリーさん、ありがとう。
今、心から願うこと。 それは・・・
「あたりまえを、もっと、ずっと。」
●「東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~」
http://www.amazon.co.jp/tokytower/
●リリー・フランキー氏のホームページ
http://www.lilyfranky.com/top/
●NTT東日本
http://special.goo.ne.jp/ntt-east/
♪ ~青春は永遠に~
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■Name 通山敦史
■Mail street99@hotmail.co.jp
■Blog 『日々童心』 http://blog.drecom.jp/street-style/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━